こんにちは。11月だというのに昨日も今日も暑くて大変です。四季の変わり目はどこにいったのでしょうね。
さて今回は クーラント警告灯点灯 で入庫の ベンツ W211 E240 です。
メーター内の警告灯が点灯したのでお客様ご自身で補水したのに再点灯したとの事での入庫です。
早速点検開始です。ボンネットを開けて見るとすぐに異変発見でした。
エンジン前側から冷却水が漏れてファンベルトが散らしています。原因はウォーターポンプです。
自動調整になっているファンベルトのテンショナーを外しファンベルトを外すとポンプのプーリーがガタガタと首を振っています。お客様に説明後部品を交換します。異音がしているので樹脂製のアイドルプーリーも同時交換します。
ベンツのV型エンジンは大きなウォーターポンプを搭載しているので作業も割りと大変です。
慎重に組上げていつものように水漏れ等のテストをしたらこれまた定番の純正クーラントを注入して作業完了です。
いつもなら煩わしいと思われる大げさな程に張り巡らされたセンサー警告のおかげで今回は大事に至らず済んだのでよかったですね。ただくれぐれも冷却水点検はエンジンが冷めた状態時のみ行ってくださいね。